munenori TAMAGAWA
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  1. 作品集

おはなしで 

いきていた

 

 

うちこむこと

むらさきいろのよるのなかで

つぎのしと

うまれること

 

からっぽのいきもので

いつものづつうと

あらいながすためのかなしみ

 

のみこんでしまったことばなんていくらでもあった

くうきといっしょにのみこんで けっしょうになるけど

ほうせきみたいないんりょくをもちはじめて

こわされる

からだがしななけければいいんだよって

図書館員がいってくれて

またすこしあるくけど

またすこしくるしくなるんだろうな

 

なつのこくどうがぼくをぜつぼうにちかづけて

いつもぜつぼうしていく

みえすいた だれかのことばが おちこませる

おもいどおりになろうとして 

なにがおもしろいんだろう っていっていた

こわれたままはしり

 

むさくいにあまんじて

むさくいにいやけがさす

むかしきいたうたから すくいをさがしても

いまが うちけす

 

それはきらいでも べつにいいせかい

ひらがなを3つのいみに

なざしのわるくちやあいまいさ

あいと ぜつぼうに もとづいて

ほんとは ぜんよりも あくがすきで

かみさまとあくまにつかえていたいんだとおもう

じぶんでつみをうけるなんて

だれにもできやしないのにね

 

ねむって

つぎのひかりでじぶんをごまかす

いちにちいきていちににいきる

ざんこくさが

だれかにやさしくできるといいな

いつかきっと

ひとにはかてないものがある

それはなんかとてもしあわせなことなんだって

しあわせになる

じぶんにさえも

tetoliusはじぶんのひざをうちぬいて

りゅうになって

がけのうえにひだりあしをこていして

ちきゅうをまもっていたけど

だれもほめてくれないって

ぐちをこぼしていた

ぐちってやつは

きっとかれがつくったんだとおもう

ぐちの

ういるすがあすのやりなをしと

おなじひとをつくりたもつけど

そんなことがすきなのかもしれない

 

ちゅうせいのすてられたよろいをひだりてにながめながら

あたらしいおはかがじめんからはえてきて

そんなほそいみちをあるいていえにかえる

どみとりーでしろいうまをかってるおんなのこと

 

たすけてくれるちゅうごくのおばけ

くびをきって めんばーにくわえて えんかいをしていた

さそってくれて ありがとう ほんとうにうれしかった

あたまからうえだけでも ぱーてぃにいけたし

 

ちょっとよくわからない  おともだち 

 

おっきいすぴーかのわきにひらけた じんじゃへのみち

たぶん あいされていたのだとおもう

 くいずすてーしょんはそんなにわるいせかいへのいりぐちじゃないはず

 

UFO ののりかたは

UFOはいわゆる とびらなんてないけれど とびらはあって

はいりかたを わすれがち のりかたを わすれがち

いろんなげんごがある おともしないし どあのあけかた

おもうって ちから じかんなんて どこにもないのにね

 

ぼくは どこにも いきていなかったのだとおもう

それはとてもしあわせなこと

ひるのひかりによるのやみのふかさがわかるものか

まあ、そうかもしれないよね

ときどきぼくもそうおもう

 

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